祖母の作品

団地からこの貸戸建てに来て3年・・・
和風の広い玄関に、いつからかインスピレーションのようなものが沸いてきました。

 

 

 

そうだ!おばあちゃんの作品を飾ろう!!!  004.JPG

なんといえばよいのでしょうか・・・押し絵?布 絵?
とにかく和風で3Dな作品です。
山のように作品をこしらえて、亡くなりました。
明治生まれの祖母ですから、ほんとうに古風な人で
人の集まる場所ではほとんどしゃべらずでしゃばらず
二歩も三歩も引いているような控えめな女性でした。
物腰柔らかでいつも優しくにこにこしていて、それでいてきちんとしていて
お部屋の片付きようといったら、私の永遠の憧れです。
最後まで着物を着ている人でもありました。

季節に応じた作品があるので
せっかくこのような広い玄関があるのだからギャラリーになるかしらと。
娘のよい刺激にもなるかなと。
ひいおばあちゃんはこんなにも器用で
こんなことが大好きだったんだねと。
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昔の女性ですから、簡単に夢を叶える状況ではなかったようですが
日本画家?になりたいという夢はあったようです。
「おばあちゃんは、えかきさんになりたかったのよ。」と子供のころ聞いた記憶があります。

今まで実家で眠っていた作品たちですが
季節ごとに少しでも出してあげたいと思いました。

孫思いのおばあちゃんが天国で微笑んでいるのを感じ、私も嬉しいです。