「蘇れ日本」

これは昨日の新聞に出ていた言葉です。

とても心惹かれた内容だったので、一部を引用いたします。

お茶の水女子大学名誉教授 藤原正彦インタビューより テーマは「蘇れ日本」

美的感受性とは?

藤原 自然科学をはじめすべての事象において「神髄」は美しいものです。

数学や物理でも重大な成果はみな美しく、また美しい定理や理論ほど後世になって役立ちます。

美的感受性は、研究者はもちろん、よい政治家や企業人、よい親になるためにも、偏差値や知能指数よりも大事なものです。

日本人が文学、芸術、自然科学、ものづくりに秀でているのも稀に見るほど鋭い美的感受性のため。

その源泉が、日本の繊細で美しい自然なのです。

以上  9月1日 産経新聞より

3.11のことがあってから
日本人のことが世界に知られるようになりました。

暴動の起こらなかった被災地。
都内では我慢強く帰宅する人々。
譲り合う人々。長い行列を待てる人々。
謙虚な東北の人々。

どこからそういう資質がきてるのかなぁ?と思ってました。

美的感受性・・・日本人であることに誇りを感じます。

四季折々に見せてくれる繊細な自然の美。
そういったところから色々と細やかな日本人としての質、そして美しさが表れていたんですね。
東北の人々を見ていて特に感じたところです。
日本人の原点を見るような・・・。
母方が関西なので、関西ラテン系の血が流れる私にはあせあせ少し歯がゆいけど、奥ゆかしさを感じます。

日本人に生まれて幸せです。